初九州撮影は1970.3.27から4日間でした。昼に広島で写し、夜九州入りしました。夜行(かいもん?)に乗り、着いたのは西鹿児島駅でした。当時の写真を見ると初鹿児島は残念ながら雨だったようです。おまけに夜明けも遅く薄暗い中で撮影した記憶があります。この後熊本に向かうのですが、すばらしい景色をバックにした走行中を写すのではなく、ほとんどがホームなど駅構内や機関区での撮影でした。しかし、写真でしか見たことがないハドソンC60やC61、ライトパシC55、愛称ポニーC56、チビタンクB20などを初めて見た時の興奮は忘れられません。
吉松区のC55 西鹿児島6:42発824レ日豊本線から肥薩線に入り吉松まで帰っていきました。
1970.3.28鹿児島
C61が牽く132レ鹿児島6:22発 この日は重連ラッキーでした。この列車はC56が後補機で川内駅までぶら下がっていきます。宮ノ城線で貨物の仕業があり、夜に貨物の次位機として帰っていました。
1970.3.28西鹿児島
前述したように遠出の撮影旅行で九州へは合計5回、のべ25日ぐらい入りました。まだまだSLがたくさん走っていました。しかし、鹿児島本線の熊本以南は電化工事の完成に近く、電蒸運転による試運転が始まっていました。
幸いにも数多く撮影に行けた理由は、中学の終わり頃知り合った北九州在住の友人がいたからです。今も時々出張で来阪した時は、酒を酌み交わし昔のSL談義に花が咲きます。そのようなことで、筑豊には九州に行くごとに撮影することができました。D50やD60、C55や9600、C60やC61と今まで写真でしか見たことがなかったカマに出会え、撮影することが出来ました。
1970.3.29植木→筑前埴生
1970.8.4植木→筑前埴生
これから九州の写真、また関西に戻り加太や京都などでの写真、また九州に戻りながら当時を思い出を載せていきたいと考えています。どうぞ見てください。