tomatoの蒸気機関車館

1960年代後半から 今で言う「撮り鉄」時代の撮影を思い出しています。

SLの思い出 68 山陰本線 京都口

梅小路機関区で撮影していると、山陰線の列車が横を通り過ぎていきます。京都を発車した客車列車は北へ進路をとると築堤のようなところを走行していきます。機関区からは見上げることになります。C5715のナンバープレートで正面には形式が入っていませんが、サイドと後ろには形式入りのプレートだったと思います。

しかし、貨物列車は機関区の北側に貨物線があって、仕立てられた列車が西からやってきて北を向き、丹波口駅の手前で本線に合流していたと思います。私はどこで貨物列車が仕立てられていたのは知りません。この日はデフに特徴のあるD51499に牽かれてやってきました。このカマはこの後、関西線で走ることになります。初めて見た時は感動しました。後ろに大きな工場が写っています。何の工場でしょうか?

1969.11.3 京都-丹波口

SLの思い出 67 山陰本線 京都口

当時は列車の情報など十分に仕入れておらず、「鉄道ファン」に掲載されていたものや、雑誌に付いていたダイヤグラムを参考にしていました。現在手元に雑誌はありますが、残念ながら切り離したりしていて現物がないページもあります。
この日、寒さは厳しかったが、良い天気の中で撮影していました。馬堀駅で臨時急行が来るらしいとの情報が入り、慌てて撮影しやすい場所に走った記憶があります。山かげから走り出てきた列車を夢中で写しました。グリーン車が編成の中にあり空色の帯が印象的でした。しかし、列車名は全く記録に残せていません。行き先もわかりません。推測すると丹波5X号?
牽引しているのは重油タンクが乗っているので福知山区のカマか。

下の写真は先に下っていった列車の上りで京都に向かう臨時急行でしょうか。

1971.1.4 保津峡-馬堀

SLの思い出 66 山陰本線 京都口

1枚目は線路の北側から写しています。どうしても逆光になりますが、築堤を軽やかに走り抜けて馬堀駅に滑り込んでいきました。
2枚目は南側から 馬堀駅を発車し、保津峡に向かうため山に吸い込まれていきました。

1971.1.4 保津峡-馬堀